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ペルシャンワールドではイランからの優秀な絨毯職人がペルシャ絨毯の修理・加工・クリーニングを行っていますので、殆どの修理が可能です。他店でご購入のペルシャ絨毯も修理・加工・クリーニングを承りますのでご相談ください。職人の修理作業の様子は、このホームページのメンテナンスでご覧下いただけます。




ペルシャ絨毯Q&Aペルシャ絨毯の使い方とお手入れについて

Q1.日常のお手入れはどうしたらいいのですか?

A. 織り目の方向にあわせて掃除機をかけていただくだけで充分です。時々、風通しのよい所で陰干しをして絨毯の裏面からたたいてホコリを出すようにしてください。汚れが気になる場合は販売店にクリーニングを依頼してください。

Q2.ジュースやコーヒーをこぼしてしまったら?

A. 速やかに乾いた布や吸い取り紙で叩くようにして水分を吸い取ってください。その際、水や洗剤・薬品等で拭いたり擦ったりすると状態を悪化させてしまう恐れがありますのでご注意ください。材質や染色方法などの違いにより千差万別ですが、乾いた後、染みが残ったり、パイル(毛足)が硬くなったり、或いは色のトラブルが発生したりすることがあります。このような場合は専門家による修理が必要です。ペルシャ絨毯の修理及びクリーニングには、一般の絨毯と異なる特殊な技術を必用とします。誤った修理の仕方で高価なペルシャ絨毯を駄目にしてしまうケースもありますので、信用できるお店に依頼することが重要です。まずは販売店にご相談ください。

Q3.ペットがおしっこをかけてしまったら?

A. 基本的にはQ2の答えと同じですが、乾いた後に臭いが残るようなときは、水洗いする必要があります。水洗いといっても単にじゃぶじゃぶ洗うわけではありません。優れた技術と特殊な溶剤が必要な難しい作業なのです。特に水分に対してデリケートなシルク絨毯などは、早めに販売店に出していただいた方がよいでしょう。材質によってはご家庭でクリーニング可能な絨毯もありますのでご相談ください。

Q4.ペットによる傷やタバコの焼け焦げができたら?

A. ペルシャ絨毯のパイルは1本1本独立しています。したがって、穴があいてしまった場合には、その部分にたて糸を張りなおし、パイルを結び直すことで復元できます。但しこの際、パイルやたて糸に使われている材料と同等のものを準備しなくてはなりません。現地からそれらの材料を調達するのに時間が掛かることがあり、納期が長引くケースが結構ありますので、修理に出す前に予め計算しておいた方が良いでしょう。

Q5.床暖房やホットカーペットの上に絨毯を敷いても大丈夫ですか?

A. ペルシャ絨毯は接着剤を一切使用していないので大丈夫です。また、熱の伝導性もよいので問題はありません。ウールの絨毯は保温性に優れているので一層の効果が得られます。

Q6.ペルシャ絨毯は何年位使えますか?

A. ペルシャ絨毯は丈夫さが特長で、更に大半のトラブルに対して修理対応できることから、長い期間にわたってお使い頂けるのは間違いありません。しかし、何年くらい使えるかといえば、絨毯の材質・織り・染色などの諸条件により、またお使いになる環境やお手入れ方法などにより差が出ます。さほど神経質になる必要はありませんが、長持ちさせるために注意すべきポイントはあります。例えば、重いテーブルを同じ場所に長期間載せたままにしないよう気をつけたり、湿度の高い季節には時折風通しのよい場所で陰干ししたりと、愛情と気遣いを持って接すれば、絨毯もそれに応えてくれます。お求めの際に注意事項を確認しておくとよいでしょう。

Q7.長期使用していると日焼けして変色しまうのでは?

A.長期間、日の当たるお部屋でご使用いただくと日焼けは避けられません。レースのカーテンで日射を避けてご使用ください。日焼けしてしまった絨毯は、パイル(毛足)を極限まで刈ってある高級シルク絨毯を除いて、シャーリング(絨毯の表面を専用ナイフで薄く削る)すると、光沢と鮮やかさが戻ります。(日本の桐たんすと似ています。)シャーリングは熟練の絨毯職人でないと出来ない作業ですので販売店にご相談ください 。

Q8.敷かない時は、どうやってどこにしまえばいいのですか?

A. ホコリや湿気をとり、筒状に丸めて横に寝かせるように置いてください。絨毯は湿気に大変弱くカビが生えると補修が効きません。日が当たらない湿気の少ない場所で保管してください。防虫剤・湿気取りをいれると尚効果的です。長い間使用しないときは、たまに絨毯を広げて風に当てるようにしてください。

Q9.長年使用しているうちに房が切れたり、絨毯に小さな穴があいてしまったのですが?

A. たて糸の延長である房は、ノット数が多い絨毯ほど繊細で、長い期間踏まれることで傷んできます。それは、観賞用として全く踏まれない場所に飾られているか、乾燥した場所にずっと保管されているようなケースを除いて避けられないと思われます。房がひどく傷んだ場合は、たて糸から切り離し、同等の材料を用いて交換することが可能です。但し、最初から付いている房はたて糸の延長であり、その絨毯のオリジナルです。少し汚れたからといって簡単に交換するのは、あまりお勧めできません。房がほとんど無いアンティーク絨毯を見ることがありますが、そこにはオリジナルへのこだわりが感じられます。また、穴の修繕は大抵の場合可能です。


ペルシャ絨毯Q&Aペルシャ絨毯について

Q10.なぜ、ペルシャ絨毯は高いのですか?

A. 確かにペルシャ絨毯は、一般に売られている様々な商品全般から見れば高い値段に感じられるかも知れません。しかし、1枚のペルシャ絨毯が市場に出るまでに、どれほど多くの人の労が費やされ、どれほどの年月が掛けられているか・・・それを知っていただければ、決して高くないことをご理解いただけると思います。ペルシャ絨毯は、糸の精製から織り・仕上げまでの全工程が手作業で行われます。(このホームページの「絨毯制作工程」をご覧ください)特にひと目ひと目たて糸にパイルを結んでいく「織り」には、気の遠くなるような時間が費やされます。しかも単調ですが気の抜けない作業です。優秀な織り職人であっても、生涯に織れる絨毯の数はたかが知れています。そんな職人が自らの生命を分け与えるようにして織り上げた絨毯が安値で売り買いされてよいものでしょうか。機械に頼る物づくりが当然の世の中で、2500年間変わらぬ手作りの伝統製法を守り、制作され続けているペルシャ絨毯のようなものが他にどれほどあるでしょうか。それは、1枚のペルシャ絨毯と10年、20年と人生を共にしていただければ、きっと解ります。おそらく『安い買い物だった』と感じていただけるはずです。

Q11.なぜ、ペルシャ絨毯は有名なのですか?

A. ペルシャ以外にも世界中で有名な絨毯は中国、トルコなどがあります。デザインが繊細で豊富であることや、色彩が鮮やかで多彩であること、使い込むほどに輝きが増し資産価値が増す絨毯はペルシャ絨毯だけがもつ魅力です。また、ペルシャ絨毯の魅力は古代ペルシャ時代より育まれた技術が現在も引き継がれているからです。ペルシャ絨毯の歴史について興味のある方はこのホームページの「ペルシャ絨毯の豆知識」をご覧下さい。

Q12.ペルシャってどこの国ですか?

A. 現在のイラン・イスラム共和国です。

Q13.ペルシャ絨毯はどこで作られているのですか?

A. ペルシャ絨毯はイラン(イラン・イスラム共和国)国内の各産地で作られた絨毯のことを指します。産地ごとにデザインや織りに特徴があり、それがペルシャ絨毯のバリエーションを豊富にしている要素でもあります。このホームページの「絨毯産地地図」をご覧下さい。

Q14.高いペルシャ絨毯はアンティークとして将来価値が高くなりますか?

A. 確かにデザイン性・材質・織り・染色などから判断して、将来アンティーク絨毯として価値があがると予測できる作品はあります。しかし、それとて予測に過ぎません。70年後にどのような状態になっているかは想像に過ぎないからです。また、値段が高い絨毯が全て価値が上がるかといえば難しいと言えるでしょう。しかし、高品質のペルシャ絨毯が、大切に使い続けることで味わい深くなることは間違いありません。愛情を注ぎながら長きに渡ってお使いいただいた結果、アンティーク市場で高値が付くようになる可能性はあります。ただ、どんな高価なペルシャ絨毯も、絨毯として使っていただくために織られています。過度に将来の価値を期待しすぎず、じっくりと付き合うつもりでお求めいただくことをお勧めします。

Q15.サインが織り込まれてあるペルシャ絨毯はブランド品ですか?

A. 有名工房の絨毯には有名工房マスターのサインが織り込まれていることが多いのですが、一般の作者の名前が織り込まれていることも多いので、サインは当てになりません。また、一般の作者が有名工房マスターと同じ名前の場合もあり、サイン名だけでは有名工房の絨毯なのか判断できません。有名工房の絨毯をお買い求めになる際には販売店にご相談ください。

Q16.タペストリーや額に入った鑑賞用絨毯はありますか?

A. ペルシャ絨毯では写実的な絵画絨毯やペルシャの昔物語の絵画絨毯などすぐれた絵画絨毯がたくさんあります。絵画絨毯はお部屋に敷くより鑑賞用に使用されることがほとんどです。また伝統的なペルシャ絨毯の美しい模様や構図はいつまでも見飽きることはなく優れた鑑賞用絨毯としての値打ちが十分あります。そのような逸品をタペストリーや額に入れて壁に飾るとお部屋のインテリアが更にグレードアップします。タペストリー加工、額装については販売店にご相談ください。

Q17.「ウール」と「シルク」ではどちらが良いのでしょうか?

A. 「ウール」と「シルク」のどちらが良いとは言えません。それぞれに優れたところがあります。日本ではシルクの人気が高く、一般にウールよりも価値が高いと思われているようです。確かに100%ウールの絨毯は、ノット数が少なく(目が粗い)、安価なものが多いのは事実です。但し、たて糸にシルクを使い、また所々に上手くシルクを織り交ぜた「ウール&シルク」の絨毯の中には、シルク100%の絨毯よりも高価なものが数多くあります。それらの作品は、ノットの数もシルクに負けてはいません。パイルの材質もコルクウールなど、普通のウールよりも柔らかく艶やかで起毛性に優れたものが使われています。シルク100%の絨毯の特徴は、高級感のある美しい光沢と滑らかな肌触りです。また、角度によって色が違って見えるのもシルク絨毯の大きな特徴です。全般的に、ウール系絨毯よりもシルク絨毯の方が高価であることは事実です。しかし、小さなお子様が走り回る場所には多少厚みのあるウール絨毯が適していますし、お客様をおもてなしするスペースにシルク絨毯が艶やかな光沢を放っていれば、一段上のグレードを印象付けることができるでしょう。つまり、使用目的に適した絨毯をお選びいただくことが重要であり、「高価な絨毯」=「良い絨毯」と一概には言えないのです。「シルク」「ウール」に関わらず、その場所を一層素敵に演出する絨毯が「良い絨毯」と言えるのではないでしょうか。

Q18ペルシャ絨毯に流行や値下がりはありますか?

A. 柄や模様は何千年もの伝統的なもので制作にも時間がかかるため流行はありません。